歯ぎしりのボトックス治療

顎関節症の患者さんは歯ぎしりをする傾向が高く、噛むための筋肉に余計な負荷が掛かります。
そうすると筋肉を痛めてしまい、関節ではなく筋肉自体が痛みを訴える場合もあります。そのような場合にはボトックス注射が効果的です。

ボトックス治療と聞くと美容系の治療を思い浮かべる方も多いかと思いますが、歯科治療でに用いられます。
ボトックス治療はボツリヌストキシン（ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種）を注射することで、その部分の神経の働きを鈍くします。注射により顎の筋肉を柔らかく緩んだ状態にすると、食いしばり・歯ぎしりが軽減し、顎関節症を改善することが出来ます。

顎関節におけるボトックス治療は欧米ではいまはほぼ常識といって過言でありませんが、日本ではなかなかまだ浸透していません。
名取歯科医院ではボトックス治療は治療項目の一つですが、導入にあたりまずは医院長である私自ら注射してみましたが。針も極細なので痛みはありませんでした。気になっている方は無料カウンセリングの際などに直接お聞き頂ければ、詳しいご説明が可能です。