まずは原因を知るべき
名取歯科医院には遠方からの患者さんも多くいらっしゃいますが、先日は北海道から患者さんからいらっしゃいました。
この患者さんは顎関節症に悩み、今までマウスピースでの治療をなんと10回以上受けられたそうです。
しかし、治らずむしろ症状は悪化したとのことでした。
現在、多くの歯科医院では、患者さんが顎がおかしいと訴えると、ほとんどの場合歯科医師はマウスピースで対処しようとします。名取歯科医院では、マウスピース治療を否定するわけではありませんが、顎関節治療=マウスピース、全ての患者さんに第一選択がマウスピースというのは間違っていると考えています。
人それぞれ関節の状態も違うので、対処の方法も違います。まず治療方法ありきではなく、最初に知るべきなのは原因です。
名取歯科医院では、原因を知るために患者さんの悩みと痛みをデジタルデータで見える化し、常に科学的裏付けのある治療計画をご提案しています。
こちらの患者さんにはデンタルドック(歯科ドック)を受けて頂きました。そしてMRIを含むそれらの検査結果を元に、専用機器を使っての治療を行い、検査も含めトータル2日の治療で、症状も改善して帰って行かれました。
このようにきちんとした検査から診断を行い、それに基づいて治療を行えば、良い治療結果は出せると思います。
名取歯科医院では、今後も適切な検査と素早い治療を心掛けたいと考えております。