デジタル咬合治療(米国)専門医
院長として私が咬み合わせと顎関節を学んでから30年以上が過ぎました。様々な事を今まで学んでまいりましたが、私が米国で学んだコンピュータによる咬合解析を用いた治療方法（DTRセラピー）は、最も患者さんの役に立てる歯科治療と考えています。日本では咬み合わせや顎関節の治療ではマウスピース(いわゆるスプリント療法)を用いますが、私自身が顎関節症の患者として30年、多くの臨床家、専門医の門を叩いても症状が改善せずに悩み、苦しみ、アメリカまで専門医を探して治療を受けた経験から、このマウスピースでは顎関節症は治らないと考えるに至りました。
名取歯科医院では、2022年8月コンピュータによる咬合解析を用いた治療（DTR）をより高いレベルで提供することを目的に、世界で45番目 (日本国内では1番目)となる米国咬合(デジタル)の専門医認定を院長として取得しました。
DTRは、様々な機器を総合的に使い、患者さんの咬み合わせを精密に把握する治療です。咬む位置や圧がかかる時間、そのバランスを正確に把握し、歯にかかる圧だけでなく、咬む際に使う顎の筋肉へも科学的な目を向け定量的・定性的な診査診断をすることで、快適な咬み合わせを目指します。歯、筋肉、関節といった複数の要素が関わる咬み合わせを精査し、柔軟な治療を施すことでマウスピースによる治療で解決できなかった顎関節症の治療をおこないます。
名取歯科医院ではスプリント治療をはじめとした旧来型の治療で、顎関節症に悩む患者さんが一人でもそのお悩みを解決できるように、顎関節症患者として30年悩み続けた歯科医師である自分だからできるとを考え続け、患者さんに向き合ってまいります。
