咬み合わせを理解するには？

咬み合わせを歯科医師と患者さん双方が的確に理解するためには、咬み合わせの専用機器で検査を行い数値をデジタル化しなければ定量的な評価はできません。しかし一般的な歯科医院では昭和から続く「青と赤の紙」を咬ませるだけのインクリボンによる咬み合わせ評価が殆どです。これでは全くもって不十分だと言えます。

咬み合わせを理解するためには、咬む力とその時間、咬み合うタイミング、歯の当たっている箇所の情報が網羅的に必要ですが、赤と青の紙を咬むだけではこれらの情報を得る事は不可能です。もし、これらの情報がないとしたら、どのような治療を選択すべきか科学的に治療計画を立てることも難しいでしょう。
咬み合わせはデジタルにより数値化して、網羅的に診査診断をすることが重要です。これによって適切な顎関節症治療が初めて可能となります。

果たして、どのくらいの歯科医院が咬み合わせを科学的に評価し数値化して理解するデジタル機器を使用しているか定かではありませんが、名取歯科医院ではこれらの機器によって、患者さんに対してより適切な治療と情報提供することを心がけています。咬み合わせの科学的な理解が、顎関節症治療を成功に導く鍵だと名取歯科医院は考えています。

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