名取歯科医院では、ストレスなく噛めることが歯科治療の目的の一つと考え「正しい噛み合わせ」をゴールに据えています。1本の歯1つの虫歯でもつねに噛み合わせに配慮した顎関節を中心にした歯科治療にあたっています。ご自分の歯 (天然歯)をできる限り残すことは、顎関節の安定に欠かせない大切な要素です。
DTR Therapyをした後で患者さんに合った噛み合わせを確立するために、虫歯などの歯をセラミッククラウンなどで修復する必要がある時があります。患者さんの顎関節や筋肉などの周囲組織に合わせて治療をするので、患者さん皆さんが同じ治療にはなりません。患者さんの将来を見越した治療になりますので、治療時には十分ご説明をさせて頂きます。
歯科治療はマイクロスコープ(歯科用の顕微鏡)、または歯科用ルーペによる拡大視野でおこないます。ドリルで健康な歯もろとも虫歯を削り取るような治療は一切行いません。健康な歯を削ったり抜歯の必要の無い歯を安易に抜くことのないように、時間はかかりますが明るく拡大したうえで、虫歯だけを専用のヘラを使い手作業で丁寧に取り除いていきます。
また歯を残すための根管治療においてラバーダム防湿法は基本とも言え、アメリカでは根管治療の際に使用が義務づけられるほど必要なものですが、日本で積極的に使用している歯科医院は極めて少ないのが実情です。名取歯科医院では根管治療・虫歯治療・審美歯科治療においても原則としてラバーダム防湿法で治療します。
歯周病(歯槽膿漏)は歯周組織(歯ぐきや骨)が歯周病菌による感染をおこし最終的に壊されてしまう感染症でれっきとした病気です。虫歯のように分かりやすい痛みもないまま悪化し、歯周病が進むことで、歯を失うだけでなくインプラントなど歯の再建すら出来なくなる怖い病気です。歯周病によって歯を失う、再建できなくなるということは顎関節の安定が計れないということになるため顎関節治療にも大きく関係します。
一般的に見た目の歯並び(出っ歯・すきっ歯など)を気にして治療を検討する方の多い歯列矯正(矯正歯科)ですが、咀嚼機能障害・顎関節障害など噛み合わせトラブルの原因となっている場合があります。昨今のマウスピース矯正ブームで見た目だけの歯並びを優先する歯科医院が増え、噛み合わせのトラブルが加速度的に増加しています。名取歯科医院では顎関節を中心とした機能性と審美性を両立した歯列矯正を提供しています。
院長 名取健寿は日本インプラント学会の専門医ですが、宇都宮で1番のインプラント治療数を目指しているわけではありません。しかし他院での治療トラブルや不慮の事故などアクシデントで歯を失ってしまった患者さんには「インプラント専門医」として質の高いインプラント治療をご提案しています。また歯の欠損が原因で噛み合わせが安定しない場合はインプラントによる歯の再建は顎関節への負担軽減に繋がります。
名取歯科医院は大正3年(1914年)の開業以来、周辺地域の歯科医療レベル向上に努めてきましたが、開業100年を迎え画一的な保険診療でなく患者さん中心の歯科治療と必要な時間とコストをかけた歯科治療を提供したいという想いで、平成29年(2017年)に完全保険外診療としてリスタートした歯科医院です。一般歯科・審美歯科については名取歯科医院ホームページにて詳しい内容をご覧頂けます。